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地域の歴史やまちづくりに関する政策などについて書きます

地域活動でのLINE BOTの活用方法を考えてみた

あのメッセージングアプリLINEがトライアルでBOT APIを公開しましたので、早速どういった使い方ができるか考えてみました。
 
 

# そもそもLINE BOT APIとは

定期的にメッセージを送ってくれたり、質問に対して答えてくれるLINEアカウントは存在していました。
これらは企業などによって作られていたのですが、今回限定ですが誰でも作れるようになりました。
 
ざっくりできることをいうをまとめると
・登録ユーザに対してメッセージを送る
・メッセージに対して自動返信する
・メッセージにはテキスト以外にも画像や動画、スタンプも送ることができる
 

## 作ってみた

作ってみたんですが、公開はもう少し改良してからにしたいと思います。
参考になった記事を共有しておきます。
 
*プログラミングスキルがあれば、以下で雛形が作れます
 
*公式ドキュメントはこちら
 
 

# LINE BOTの本命はなにか

BOTといえばTwitterやSlackでよく作られていますが、それらのサービスの中でどういった活用方法となっているのでしょうか。
 
*Twitter
・著名人や芸能人などの名言をつぶやく
・人工知能やコミュニケーション
 
*Slack
・事業などクローズドなグループでの情報共有
・デプロイなどのコマンド代わり
 
どれも用途に身に覚えがあるかと思います。
LINEに比べると、複数人に対してまとめて発信する点が大きな違いではないでしょうか。
 

## すでに自治体のLINE利用は始まっている

では、地域活動においてどのような活用方法が考えられるでしょうか。
まず思い浮かぶのは自治体の利用ですが、こちらはすでに行われているようで行政のお知らせや災害情報といった情報を流していますが、発信している情報と場所がマッチしていないように思います。
データ的にもアカウントの登録数を見てみると福岡市で36,000、千葉市で10,000ほどで、LINE自体の国内利用者数が6000万人以上ということを考えると自治体アカウントは現状浸透しているとはいえないです。
LINEというコミュニケーションの場ですから、"緊急時のために登録しておく”よりも"なにか具体的にほしい情報が出てきたので登録する”のほうが自然かと思います。
 
 

# 街の観光ガイドとしてのLINE BOT

上記を踏まえると「街の観光ガイド」としてLINE BOTを活用するのはありなのではと思いました。
使われるイメージとして
観光地によくある案内所のパンフレットにLINE BOTの案内を記載しておく。観光客はそれを見て登録し、気になることやおすすめのお店などを質問し答えてもらう。パンフレットに載せることのできる情報は限られていますし、今現在いる位置などによってはおすすめのお店は変わってくるのである程度の柔軟性は必要な一方、観光客が求めている情報はある程度決まっているのでBOTにはちょうどいい気がします。
 
すでに活用されている事例があったら教えてください。