AREApp

地域の歴史やまちづくりに関する政策などについて書きます

福岡が先進都市になると思った3つの理由

そもそも"先進都市ってなんなんだ"って話ですが
"人口減の日本で、これからも不動産価値が下がるどころか上がりそうな都市”くらいの意味合いで捉えてもらえるとわかり易いかもしれないです。
 
 

# 1.プレイヤーの多さ

・開業率、起業家に占める若者の割合1位

起業が多い都市は新陳代謝が良く、都市が活性化する速度が早い。
どの都市も雇用増や納税を期待しプレイヤーを求めており、その点ではプレイヤーの多さというのは今後の期待度として大きな指標になります。
 
福岡はLINEやnulabと言ったITが盛んなイメージなのですが、やっぱりアプリやインターネットでサービスを作って...の起業が多いのでしょうか。
 
・福岡に特化したVCの存在
 
こういった都市そのものにコミットするVCの存在が、今後もプレイヤーを増やす要因となると思います。
 
 

# 2.若いリーダーの存在

政治による期待が疑問視されている中でも"うまくいっている都市”と"いっていない都市"があるわけですから、当然行政の長によって都市が良くも悪くもなります。
今の福岡を語る上でも、福岡の市長である高島宗一郎の存在は外せないです。
 

## 増えるコワーキングスペース

若いことがそのままメリットになるかと言われるとそうでもないのですが、上記で述べた「若いプレイヤーの多さ」という背景を踏まえると一貫性があります。
 
福岡市内には、民間だけでなく官民連携して運営しているコワーキングスペースがいくつかあります。
「コワーキングスペース」という新しい価値観にも対応できる若いリーダーの存在はこういったところに垣間見えます。
 
・AIPカフェ
・TSUTAYAの中にあるスタートアップカフェ
・西鉄 天神CLASSのTECH PARK
 
 

# 3.東京とは異なる、最先端なコンパクトシティ

東京は目的に沿った街がそれぞれあるのに対して、福岡はすべて中心街近くに存在します。
それ以外でも
・商い、オフィス、繁華街、空港、自然、観光地どれも中心街から30分程度でいける
・福岡のバスターミナルといえば「西鉄天神高速バスターミナル」、太宰府などの観光地まで一本で行ける
・「働く場所」「住む場所「遊ぶ場所」が近く終電で帰るという文化があまりない
 
3つのうちで一番圧倒的に人を惹きつける要素になりそうだなと思いました。
 
 

# まとめ

今回はざっくりと福岡全体の魅力についてまとめました。
福岡に一週間ほど滞在し、とても魅力的な都市でまとめざるをえなかったです。
 
今後また福岡については、新しい都市ルールや官民の連携の座組みなど制度に近いところを掘っていければ面白いことがわかる気がします。